2006年5月号は ダルちゃんをご紹介です♪ |
ソファでのんびりくつろぐダルちゃん♪ 「のんびりは長生きの秘訣だニャ!」 |
18、19年前の春のある日のことでした。 駒沢公園近くのバッティングセンターの駐車場に車にひかれそうになっている小さな子猫がいました。
あまりに危なっかしく心配で見ていられなかったHさんご夫妻は、その子猫を拾いお家につれて帰ってきました。 そして、まだ1ヶ月にもみたないその子はダルちゃんと名づけられH家で暮らすことになるのでした。
Hさんのお家にきてからのダルちゃんは、ほとんどお家の中で過ごしていましたが、1度だけ迷子(?)になってしまったことがあります。 それは、Hさんご夫妻が海へお出かけした際のこと。 車で一緒にお出かけしたダルちゃんでしたが、外で抱っこをされていた時にスル リとHさんの腕の中から抜け出してしまいました!
びっくりしたHさんご夫妻は近くの藪の中や周辺を探し回りましたが姿が見えません。 仕方がないので、そのままダルちゃんの行ったあたりで出てくるのを待っていたところ、半日以上たった頃にダルちゃんはひょっこりHさんの元に戻ってきたのでした!!
その後もお家のベランダからは何回か脱走したことがありますが、ベランダから脱走したものの、5メートル位まで歩き、それ以上遠くへは行かなかったそうです。
お風呂が嫌いなダルちゃん。 以前は抜け毛が多い時にお風呂に入れていたのですが、すごく嫌がってしまい大暴れしてしまうので、今は入れていないそうです。 反対にブラシが大好きでお尻をたたくと大喜びです♪
人見知りのダルちゃんは私達にはなかなかブラシはさせてくれませんが、
「誰か来たニャ~ 隠れなきゃ!」
近くまで来てにおいをチェック をしたり、手にスリスリしてくれるようになりました!
「フンフン、あなたよく来る人ニャ!」
そんなダルちゃんですが、昨年一度、命の危険にさらされることが・・・。
お年になってきたこともあって、お耳が聞こえにくくなり始めた頃、血尿が出てしまいHさんはダルちゃんを病院へ連れて行きました。
腎臓が肥大しているとの診断をうけて、お薬をもらい点滴もお家でしばらくしていたのですが、それでも数値が上がってしまい病院に入院することになってしまいます。
病院で入院中にご飯を食べずに弱ってしまい、先生にも、「覚悟してください」 と言われたそうです・・・。 それならお家へ連れて帰ろうと、お家に戻ってくると、なんとすぐにご飯を食べはじめ、すぐに元気になったそうです!!
その後は耳が聞こえなくなってきたことと大きな声でたまに鳴くこと以外は具合が悪くなることもありません♪ 「人見知りの子なのでかなりのストレスだったのかも・・・」 とHさんはおっしゃっていました。
今では普段、 ほとんど寝ていることの多いダルちゃんですが、ご飯もよく食べており、とっても元気!
「ムニャ、ムニャ、邪魔しないでニャ~」
Hさんのお宅の大事な家族の一員のダルちゃん! これからも元気で長生きしてね!!