2010年5月号は オーリエちゃんをご紹介です♪
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多摩川は大好きなお散歩コース☆
「案内するからちゃんと付いてきてね♪」

オーリエちゃんは11歳、Mix犬の女の子。
石黒さんとの出会いはパリのペットショップでした。

当時、石黒さんご夫妻はご結婚されたばかりで、パリに住んでいらっしゃいました。
ある日、ふらっと入ったそのお店で、オーリエちゃんを見て即決してしまったそうです☆

「日本に連れて帰ることを考えると小型犬のほうがベターだったのでしょうが、主人が昔、柴犬を飼っていてオーリエが柴犬に似ていると‥(似ているとは思いませんでしたが)‥」と奥様。

6ヶ月までペットショップにいたせいか、オーリエちゃんは最初とても恐がりで、お散歩も5分で終わってしまいます…。

でも毎日ブローニュの森に行き、少しずつ慣れてきて、暫く経つとウサギを追っかけまわして、はぐれてしまうほど活動的になりました!

ヨーロッパではワンちゃんも新幹線に乗れるそうで、スイスのユングフラウヨッホで登山鉄道に乗ったり、バルセロナのサグラダファミリアに登ったり、カプリ島の青の洞窟に入ったりと、ご夫妻と一緒にあちこち旅行を楽しみました☆

パリでは自由にお散歩も楽しめていたので、日本に帰国するときには漠然と、「多摩川の近くが良いのでは?」 と考えていた石黒さん。 実際に多摩川沿いに住んでみてオーリエちゃんもとてもご機嫌でした♪  しかし…

ご夫妻がご長男を出産された時、産まれて初めてオーリエちゃんに試練が…。

オーリエちゃんが赤ちゃん好きだったので、さぞかし弟ができて喜んでくれるだろうと思っていた石黒さんでしたが、その思いとは反して、オーリエちゃんはいきなり暗くふさぎこんでしまったのです。

熊のおもちゃを甘噛みしながら運んではお腹の中に入れてうずくまり、時々ベッドにわざとオシッコしたり、「私を見てよ!」 と悲しげに鳴いたり…。

「少しでも寂しい思いをしないように」 と、キャットワンにオーリエちゃんのお散歩をご依頼頂いたのもこの時期でした。

でも、しばらくすると、諦めたのか慣れたのか、立派にお姉さんとして弟と遊んであげるようになったオーリエちゃん♪

「うちの長男も次男も超安産で産まれ、今も体が大きく元気です。 それもオーリエが我が家に居てくれて毎日の散歩で河原を駆け回って遊んだお陰だと思っています」 とおっしゃる石黒さんです。

さて、そんなオーリエちゃんのお世話に私たちが伺うと、リビングから飛んで来て、しっぽをブンブン振り、時には飛びついて大歓迎☆ 早速お散歩へ出発すると、慣れた足取りでスタスタと多摩川まで連れて行ってくれます。

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「青空の多摩川は気持ち良いね♪」

 

河川敷では、クンクンと匂いを嗅ぎながら進みますが、広場で、「おいで~!!」 と誘うと、一緒に元気に走ってくれます♪

たっぷり歩いてお家へ帰ってくると、お待ちかねのごはんタイム☆ 準備中は、じ~っとこちらを見上げて待ち、「よし!」 の合図であっという間に完食です!

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「ごはんタイム☆ウキウキしちゃう♪」

 

そして、食後はオヤツをもらってリビングへ持って行き、ゆっくり味わうのでした♪

その後は、のんびりくつろいだり、報告書を書いている私たちに甘えに来てくれるオーリエちゃん。

しかし、「遊ぶ?!」 と私たちが誘うと、サッとお尻を高くして、「遊びましょ!!」 とポーズを取ってくれ、追いかけっこがスタート!

お散歩の疲れも見せず、お家でも走ったりボールで遊んだり、元気一杯なオーリエちゃんです☆

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「お姉さんには負けないわよぉ!!」

 

毎年夏には、ご実家のある島根県に飛行機で一緒に二週間くらい帰省していたそうですが、11歳になった今、心臓もあまり良くないそうで、そろそろ難しいかなと心配されていた石黒さん。

でも最後に、「まだまだ元気でお散歩大好きなオーリエが、いつまでも我が家に居てくれることを願っています」 とお話ししてくださいました☆