2010年12月号は ナッツくん・ココくん・ミルクちゃんをご紹介です♪ |
「みんな揃ってココナッツミルクニャ♪」 2男1女、良いバランスで仲良く暮らしています♪ |
◆今月は、吉田さんご自身による、みんなのご紹介です♪
3匹揃って、「ココナッツミルク」。 でも最初にウチに来たのは、「ナッツ」 です。
今から約17年前の1994年1月。 前年の12月に、9年生きた愛猫に死なれて、寂しい毎日を送っていました。
そんな時、今はもうありませんが、町田の東急ハンズで、里親を求める猫を紹介しているというウワサを聞き、車を飛ばして行ってみました。
屋上には子猫が常時入っているゲージがありましたが、当日は一匹もいなくて、がっかりしていたところ売場のレジの脇に今さっき持込まれたという子猫が一匹。 小さなゲージに独りポツンと座り、不安そうな背中を見せておりました。 それが、「ナッツ」 です。
その1年後。 一匹だけじゃ寂しかろうと、やはり、東急ハンズにナッツの、「猫カノ」 になる女の子を探しに行きました。
今回はゲージに数匹の子猫がいましたが、なぜかみんな男の子。 「まっいいか、男の子でも美形なら…」 と連れて帰ってきたのが、「ココ」 です。
それから10年。 2匹ともすっかり、「おぢさん」 になり、ナッツは、「デブ猫」 に、ココは、「加齢臭」 になった頃、ウチの庭の椿の木の下で野良猫が子供を産みました。
母猫は真っ白の日本猫ですが、子猫はみんなセミロングへア。 どこかの長毛種が父親のようです。
3ヶ月ほどして、もう母親も面倒をみなくなった頃、庭先をうろついているなと思っていたらいつの間にか家に上がり込んで居着いてしまった肝っ玉のすわった女の子。 それが、「ミルク」 となりました。
何かとギスギスしがちな、「オジサン」 達の間に入って、ミルクは良いクッション役になっており、特に、ナッツの可愛がり様は大変です。
2匹はいつもベッタリでココの居場所がありません。 ココは、「孤独を愛するオトコ」 になりました。
つい最近の、「事件」 では…
①「ココ失踪事件」
完全室内飼いですがココは何かと出たがり、いつも脱出の機会を伺っていました。 そんな去年の秋、1階のお風呂場の窓から脱走。
2~3時間もすればトボトボと帰ってくるのが常なのでその日も気にせず待っていましたが夜になっても帰りません。 翌日もその翌日も・・・・。
保健所に問合わせ、迷い猫探しのサイトにも出しましたが手掛りは無く、もう何処かで事故にでもあって死んでしまったのかもしれないと諦めかけていた時、ゲッソリと痩せてドロドロになって帰ってきました。 失踪から10日後のことでした。
どこで何をしていたのか・・・・それ以来もう出たがらなくなりました。 イロイロと彼なりに辛い経験をしたのでしょう。
②「ナッツ入院」
つい最近、ナッツが、「肛門線膿瘍」 で10日間入院しました。 肛門線が詰まって破裂し化膿してしまったのです。
本人は相当痛かったと思うのですが、「ちょっと元気がないかな?」 といった程度で食事も普通に摂っていましたし、全く気付かなかったのです。
入院中は毎日お見舞にいきましたが、ゲージの中でエリザベスカラーを着けられ、しょんぼりしていました。
面会中はゲージを開けて会わせてくれるのですが、しきりにのどを鳴らして、「お手」 と 「おかわり」 をします。(ナッツの特技です)
家に帰して欲しかったのでしょう。 思わず涙が出ました。 翌日、好物の、「ささみ缶」 をタップリ差入れたのは言うまでもありません。
入院中はスタッフの皆さんに優しくしてもらったようです。 お蔭様で今はもうきれいに治っています。
雄2匹はもう高齢ですが、頑張って20歳の大台を越えてほしいと思っています。
以上、吉田さんによるナッツくん、ココくん、ミルクちゃんのご紹介でした♪
そんな吉田さん宅に私たちがお世話に伺うと、1番最初に、『にゃあ♪』 とお出迎えをしてくれるココくん。 撫でてあげると目をつぶって、「ゴロゴロ」 と気持ち良さそうにしてくれます。
「お姉さんいらっしゃいニャ~♪」
しばらくすると、ナッツくんもご挨拶に来てくれ、クリクリしたお目目でこちらを、じーっと見つめると、キッチンへ向かいゴハンのおねだりです。
ちょっぴり恥ずかしがり屋のミルクちゃんは、最初は物陰からこちらの様子をうかがっておりますが、しばらくすると出てきてくれゴローンとお腹を出して、『撫でて~』 と甘えてくれます。
「知ってるお姉さんで良かったニャ♪」
食後は、日向ぼっこをしながらのんびりと過ごすナッツくん、ミルクちゃん☆
「お姉さんも一緒にお水飲むかニャ?」
ココくんは、報告書を書いていると、ボールペンにスリスリして、『遊ぼうよ!!』 と可愛くアピールをしてくれます。
お世話中も、とっても甘えん坊さんなナッツくん、ココくん、ミルクちゃんです♪