2015年4月号はヨシちゃんをご紹介です♪
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「キャットワンのお姉さんとも仲良しよ♪」
温厚で誰にでも優しい人格者(!?)のヨシちゃんです☆

◆今月は武田さんご本人に、ヨシちゃんのお話をしていただきました♪

我が家にヨシがやってきたのは2004年の10月でした。

その時、我が家は主人の仕事でアメリカに滞在中、大きな犬を飼いたいという主人の小さいころからの夢を実現することになったのです。

主人は小さいころに犬を飼っていた経験があったものの、私の方は初めてで、犬を飼うということはどういうことか実感がわかず不安でいっぱいでした。

そんな時、近くに住む日本人のご家族の奥様が盲導犬になる子犬をボランティアで育てていらっしゃることを知りました。

盲導犬協会に登録して子犬を預かり、毎週末のように盲導犬協会のボランティア仲間で子犬といっしょに集まり、将来盲導犬として活躍できるような指導の仕方を教えてもらいながら約1年育てるので心配ない、 という彼女のことばに押されて我が家も手を挙げたのでした。

そして、我が家に生後4か月のヨシがやってきました。

ヨシもまだ幼く、ヨシに早く我が家に慣れてもらうため、毎晩キッチンのタイルの床に座ったひざの上にヨシを乗せて子守唄(!?)を歌いながら撫でたものです。

まだ幼いヨシと同様、私たち家族も飼い主としては未熟で、毎週末の講座では日本人の特性のせいか、「いいことをしたときのほめ方が足りない」 とよく注意されました。

盲導犬協会からの指導により、鳴いても近づかない、鳴き終わったら、「Good Quiet」 と言って褒める、「No」 は言わず、いいことをしたときに褒める、 などとしつけの極意も学び、いつもと環境が違うところを歩かせることや騒音にもなれることなど数々の場面を想定して毎日散歩させました。

最後は青い訓練中のゼッケンをして図書館の中を歩かせてもらったり、駅の構内を歩いたりといったことも経験させ、数ヶ月に1回のテストを何とかこなした約1年後、最終試験がありました。

結局、ヨシはそのテストに落ちてしまいました。

私は盲導犬として目の見えない方の役に立ってもらうのが希望だったので、残念で涙しましたが、主人は大喜び、さっそくその日から、禁じられていた人間の食べ物をあげたり、 ソファの上に座らせたりして、結局我が家はペットとして育てていくことに決めたのでした。

盲導犬協会によると、ヨシは盲導犬として生きていくよりも、ペットとして生きていった方が彼女にとって幸せな性格の犬だ、という結論だったと聞かされました。

そのとおり、ペットとしてヨシは申し分のない犬で、その当時6歳の息子がどんなにヨシをひっぱったりしても決して怒ることはせず、 ともかく逃げるか、ベロベロ作戦(私たちはヨシがなめまくることをこう言います)でなめまわして息子がくすぐったくて笑って逃げることしかしません。

ヨシと息子と息子の友人と地下の部屋で3人(!?)はしゃいでからみあったり走り回ったりするのを見るのも楽しいひとときで、ヨシは息子の友達ともすぐに仲良くなり一緒に遊ぶのが楽しそうでした。

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「一緒に遊んでくれる優しいお兄ちゃんが大好き♪」

 

2008年春、主人の日本帰国が決まり、ヨシをどうするか悩みましたが、大田区の実家に一時帰国した際に洗足池などでラブラドールを散歩させている方に出合い、 聞いてみるとほかにもけっこう飼っていらっしゃる方がいるとのこと。

日本に連れて帰ることに決めて、きびしい検疫を通すためにいろいろな方のご協力を得て5月にヨシは初めて日本の地を踏んだのでした。

その後ヨシが日本の気候にも狭い家にもすっかり慣れてきた2010年春から、主人が3年間単身赴任で駐米しました。

その間は中学生になった息子が主にヨシの散歩を担当していましたが、夏休みなどに主人のところに息子と私が行く間のヨシをどうするか、 が問題で、ドッグホテルに預けるのはできれば避けたいし、姉のマンションは大型犬は禁止だし、母は高齢で散歩を頼むのは不安だし・・と困り果てました。

そしてその時、こちらのキャットワンサービスさんを知ったのです。

ほかの散歩代行さんのサイトも読みましたが、気軽そうに書いてあるところにお願いするのも心配でしたし、 母の家でヨシを預かってもらって散歩代行の方に母の家に来てもらうことにしたものの母は一人暮らしということもあり知らない男の方が来るのもなんとなく不安がある、 ということで、いよいよあきらめかけた時の出会いです。

ヨシと面会をしてくださるし、お散歩してくださる方もお優しそうだししっかりしていらっしゃるし、 母もこちらの方々ならば安心、と言ってくれて、渡りに船とお願いした次第です。

それからは、私たちは単身赴任の主人のところに何回も行くことができましたし、その後主人が帰国して家族で暮らすようになった今は、 息子が忙しく私も仕事を始めたこともあり主人の出張中など散歩できない日には、必ず来ていただいています。

ヨシもキャットワンのお姉さんが来る、というと嬉しそうにして玄関で待っています。

私の仕事の時間に合わせてスケジュールを組んで予告通りのお時間に来てくださるので大変助かっています。

ヨシがあと少しで11歳になる今も元気でいるのは、キャットワンさんのご協力のおかげです。

ヨシは相変わらず、決して吠えず、決して粗相せず、決して怒らず(猫に近寄ってひっかかれた経験があるくらい性格がいいのです)、 ドラマを見て泣いていると心配そうに近寄ってきてくれるし、私が息子を怒っていると息子の隣に座って、「もうやめて」 という顔で私のことを見るし(それで大体怒れなくなってしまいます)、 家族の中で一番人格(!?)ができている、というのが家族全員の一致した意見です。

これからもキャットワンさんの助けをいただきながら、ヨシにはずっと元気でいてもらい、家族の一員としていっしょに楽しく過ごしていきたいと思っています。

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ここまでが武田さんによるヨシちゃんのお話でした☆ そして…

私たちがお世話に伺うと、しっぽをフリフリいつも笑顔でお出迎えしてくれるヨシちゃん♪

お母様とお話をしている間も、「早く行こうよ!」 と外を見つめて待ちきれない様子です。

公園や緑道沿いなど、お気に入りのお散歩コースがたくさんあり、小走りでお家を出発すると嬉しそうに道案内をしてくれます。

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「今日はクロスカントリー☆お姉さんついてこれる?」

 

しかし、行きたい方向ではない方へ進むと、上目使いでこちらを見上げてアピールするヨシちゃんです。

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「今日はそっちの気分じゃないの…」

 

そして、とても穏やかで優しいヨシちゃんは、ワンちゃんが大好き♪

お散歩中に他のワンちゃんを見つけると、その場に伏せて動かなくなってしまいます…。

それでも、指示を出すと少し残念そうにしながらもついてきてくれる、お利口さんで可愛いヨシちゃんです♪

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「お友達と遊びたかったなぁ~」