2006年6月号は ゴンくんをご紹介です♪ |
「もっと歩こうよ!」 良いお天気の中、大好きなお散歩コースを楽しむゴンくんです☆ |
今から16年前、ワンちゃんを迎え入れることになった高橋さんご家族が子犬たちに会いに行った時、みんな尻尾をちぎれんばかりに振って 出迎えてくれる中、ひとりだけ奥の角で高橋さんたちの様子を見てゆっくりと立ち上がり、「変な人間が来たな・・・」 とでも言ってい るような目をして近づいて来る子がいました。
鼻の周りが薄汚れているみたいに黒く、でもポッチャリとした顔をしていておとなしく警戒心が強い、そんな風に見えた高橋さんは その子犬を家族の一員に迎え入れることにしました。 それが高橋さんとゴンくんの出会いとなります。
ですが、実際のゴンくんは近くに誰か居ないと探し歩くような甘えん坊さんでした!
お盆やお正月には車で田舎に連れて行いきましたが、ゴンくんが車酔いをするとは知らず大変だったそうです。 「なにも言わなかったけれどゴンも気分が悪かったのではないかな?」 と高橋さん。 次回からは酔い止めの薬を動物病院から頂き、それを飲ませて無事田舎に到着するようになりました。
又、田舎でも甘えん坊なところが出てしまい、リードをつなぐのに一つ10㎏以上ある重しを警戒して2個つけてお庭で話をしていた ところ、いつの間にかゴンくんが近くにきて尻尾を振っているではありませんか! 見ると20㎏の石を引きずり涼しい顔をしていました! もう一つ石をつけて30㎏以上のおもりをつけましたがやはり同じでした!
仕方がなく家の土台にくくりつけましたが、今度はリードを食いちぎって出てきてしまい新品の太いリードを買いその場を何とか乗り切りました。
しかし、今度は夜が大変でした。 誰か側にいないと甘えて全く泣きやまないゴンくん。 仕方がなく側で娘さんが寝ることになりましたが、娘さんが少しでも側から離れるとまた泣き始めてしまいます。
田舎の人もその都度起こされてしまい迷惑をかけてしまいましたので、これではいけないと思った高橋さん。 動物病院の紹介でホテルにお願いしましたが、そこでも昼間は人がいればよいのですが夜、人が居なくなってしまうと甘えて泣き出し 扉を一枚壊してしまいます。 やむなく夜には注射を打たれて眠らされてしまったそうです。
ホテルも断られてしまい困って動物病院に相談に行ったところ、キャットワンを紹介され、以来、ゴンくんも安心してお留守番してくれ、そんなゴンくんを見て高橋さんご家族も安心してお出かけできるようになったそうです♪
お世話に伺うと、ハウスの中や手前でのんびりくつろいでいるゴンくん。
「ZZZ・・・」
私たちに気づくと、「お散歩だね!!」 と嬉しそうに起き上がってくれます。 お散歩では ゆっくりペース ですがしっかりと歩き、
「ゆっくり歩こうね♪ お姉さん!」
お散歩後は、ご飯をすぐにぺロリと食べてくれ、いつもマイ ペースにお留守番しているゴンくんです。
キャットワン事務所のご近所のため、時々、高橋さんとお散歩をしているところを見かけますが、いつも高橋さんと仲良く、幸せそうに 歩いているゴンくんです!!
ただ今年で17年目に入り耳や目、足腰が大分弱って来ているそうで、たまに散歩中に自転車やガードレールと仲良く(?) なりゴンくん自身もビックリしているようです。
「お花さんとも仲良しだよ♪」
でも、まだまだ食欲も有り元気に頑張っているゴンくん。
「散歩中に会ったらよろしくね!」 とおっしゃる高橋さんです♪