(この記述は平成14年2月1日、介護サービスの開始時にUPしたお知らせです)
この度は、キャットワンのサイトにご訪問いただき、ありがとうございます。 キャットワンも今年で設立7年目を迎え、日頃からご利用いただいている、わんちゃん・ねこちゃんの中にも、お年寄りの仲間入りをする子も増えてまいりました。
そして、残念ながら病気や老衰でお別れとなってしまった わんちゃん・ねこちゃんも少なくありません。命あるものゆえに必ず訪れる悲しいお別れなのですが、何度経験しても慣れることはないようです…。
そんな中で、お別れの直前までお世話をさせて頂くこともありますが、その時、飼い主さんがよくおっしゃる言葉が、「こんなこと頼んじゃって悪いわねぇ・・・」 というお言葉です。
ペットシッターというと、「お留守番をしている、わんちゃん・ねこちゃんのお世話をするもの」 というのが一般的な考え方のようで、お年寄り(痴呆や寝たきりの子)やハンディキャップを持った子のお世話、いわゆる、“介護” と呼ばれる分野は業務外のことと思われがちのようです。
そのせいか、お年寄りやハンディキャップを持った子の飼い主さんは、皆さん申し訳なさそうにご依頼されてきます。
確かに他のシッターさんの中には、お年寄りやハンディキャップを持った子のお世話をお断りしている所もあるようですが、 キャットワンではご依頼があれば、お世話はお受けしてきました。そして、ほとんどの子が大きな問題もなくお世話をする事ができ、飼い主さんにも喜んで頂けました。
しかし、私たちの、“企業理念” である、「少しでも多くの、わんちゃん・ねこちゃんに快適な生活を、 飼い主さんに安心を・・・」 という言葉からしても、お年寄りやハンディキャップを持った子のお世話をさせて頂くことも、健常の子のお世話をさせて頂くことも、なんら違いはなく、お受けして当然のことなのです。
ですが、飼い主さんにしてみれば、「他のところでは断られたし、業務外のことみたいだから…」 と考えて依頼しづらいようなのです。
そこで、そのような飼い主さんにも、もっと気軽にご依頼いただきたいと思い、 あえて「訪問介護・介護補助」 というサービスを設けることにいたしました。
介護、特に痴呆のわんちゃんのお世話は、飼い主さんにとって大変過酷なものになるケースが多いようです。そして常に、“命” という問題が付きまとい、心の葛藤により精神的に参ってしまう飼い主さんも少なくないようです。
私たちが今までしてきた多くのお世話の経験を生かし、そのような飼い主さんのお手伝いができれば、そして、 わんちゃん・ねこちゃんには、お家でいつまでも快適な生活をおくってもらえればと思っております。
どんな小さな問題やお悩みでも、お気軽にキャットワンにご相談ください!
平成14年2月1日
有限会社キャットワン 代表取締役 津山知寿子